2021年10月に多肉植物の種を蒔いてから4カ月が経ちました。
ちょっと前までは発芽した苗は全部同じ形で種類の区別は全くつきませんでした。
最近、多肉の種類で葉の形に違いが出はじめ、判別がつくようになってきました。
とはいえ同じ種類の多肉なのにモリモリ育ってきている苗、ヒョロヒョロでとても小さくて弱々しく、今にも消えてしまいそうな苗、同じ種類でもそれぞれです。
今回はそんな中でモリモリ組の植え替えに挑戦することにしました。
本当はもっと大きくなってから植え替えをするつもりでいましたが、毎日苗をみているうちに、
苗と苗の間にある程度間隔を空けてあげれば、もっと大きくなってくれるのでは?
と素人ながらに考えたのです。
まったく根拠はありません。あくまで個人の感想です。
今回植え替えするのはこの2種類です。
・ECHEVERIA sp FO48,Santa Maria Mexicano
・ECHEVERIA cuspidata,Parras
植え替え前の苗たち
このひしめき合っている苗たちにディスタンスをとらせ、もっと伸び伸びスクスク育ってもらいます。
早く大きくなってほしいので、土は培養土を準備して植えることにしました。
始めはみんな同じで違いがわからなかった苗たちも、今は種類ごとに葉の形の違いがはっきりとわかるようになりました。
ECHEVERIA sp FO48,Santa Maria Mexicanoは葉の形に丸みがあり、ECHEVERIA cuspidata,Parrasの葉は三角で先端が尖っています。
この違いが出てきただけで、初心者の私には感動ものです。この先、どんな苗に育つのか楽しみしかありません。
まずは土の準備
今回は培養土を準備しました。
これまでは培養土を使うつもりはありませんでしたが、「早く大きくなってほしい」という欲ができてしまったためチョイスしました。
本当は少し肥料を入れてみたいのですが、多肉には緩効性肥料がよいということまでは調べたのですが、具体的にどんなものかよくわからない為、まだ肥料はいれません。
土を入れた上にオルトランを振り入れています。
大事な苗を虫に食べられるのは困りますし、室内なので虫の発生は気になります。
種を蒔いたとき、水やりは越水にしましたが、土に水が浸透するまでとても時間がかかりました。
なので今回は越水をしつつ、上からも水をかけて土を湿らせます。↓
いよいよ植え替え
土を入れたポット表面を軽く固めるようにならし、苗を植える箇所にピンセットで穴を数か所空けました。
土をピンセットそっと崩しながら根を傷めないようにそっと掬い上げ、穴に植えていきます。
苗はもろく、何枚か葉が取れてしまいました。思っていた以上に繊細な作業です。
苗をピンセットで傷つけないよう、そっと掴んで植えるを繰り返します。
植え替え完了
植え替え完了です。
結局培養土に植えたのは2ポットだけで、あとは密集した苗を散らせただけとなりました。
逆に培養土とそうでない苗の成長の違いを見ることができるので、どう違いがでるのか楽しみです。
今回培養土に植えた苗は、将来的に実生の親株になるようしっかりとした丈夫な苗に育て、観賞用と親株と分けるのもアリですね。
コメント