昨年4月、鹿沼土100パーセントで育てていた多肉達を実生の親株にするため、大きく丈夫に育てようと培養土へ植え替えてから9カ月が経ちました。
一時は「知識もないくせに培養土に植え替えなんてするんじゃなかった」なんて気弱になってた時期もありましたが、日々変化する多肉達をみて、「培養土に植え替えて(失敗した)なんて思っていたら、多肉達に失礼だ!多肉達はこんなに精一杯生きているのに!」と、多肉達に申し訳ない気持ちになってしまいました。
どんな姿だって、ここまで大切に育ててきた多肉。その思いはこれから先も変わりません。
そんな事に気付いたら、窓辺の多肉達に今まで以上に愛着がわいてきました。
その後の多肉達の変化の様子です。
鹿沼土から培養土へ植え替え9カ月後。
春から夏、そして冬真っただ中の今に至る、その後の多肉達の姿です。
まずは鹿沼土100%時代の培養土に植え替え直前の多肉達です。↓↓
そしてその2か月後↓↓
(あまりの変貌ぶりがよほどショックだったためか、ヒューミリス1の写真は撮ってありませんでした。)
たった2ヶ月でこの変わりっぷり!
まさかこんなに早く、こんな姿になってしまうなんて。
この頃は、なかなかこの現実を受け入れることができずにいました。
そしてここから、現在の多肉達の姿です。
マチルダ
新しく出てきた葉は短く、だんだん元の姿に戻りつつあるようです。
ただ、昨年の同じ時期に比べると、色づきは全く違います。
でも、この青白さも大好きさ!
エレガンス
一時は葉が細長く伸びパッカーン!と完全に広がっていたエレガンス。
植え替え直後のエレガンスは子株をガンガン出しまくり、まるで暴走機関車のように破天荒で、完全に自分を見失ってるようでした。
でも今は落ち着いてきて、徐々に本来のエレガンスらしさを取り戻しつつあります。
記憶喪失状態からやっと「はっ!私はエレガンス!」と思い出してくれたかのようです。
ヒューミリス1
以前は小さい鉢で鹿沼土に植えていたヒューミリス。
白くほんのり桜色で、ひっそりとして小さくも美しく、とても可憐で一番のお気に入り多肉でした。
このかわいいヒューミリスの種を取って増やしたい!と思う反面、こののまま小さくかわいい姿のままで育てたい!という思いが交錯しまくり、葛藤の末、思い切って親株にすることに決めたヒューミリス。
培養土に植えたとたん、あの美しい色合いはあっという間に消えさり、グングン成長したのはいいけれど、以前とは全く違う姿になってしまったのを見た時は、ショックのあまりぶっ倒れそうになりました。
その後みるみるうちにまた姿を変え、今度は顔が二つに。
カットして二つに分けようか、このまま育てようか迷っていましたが以前の姿が目に浮かび、カットするのはなんとなく可哀想な気がして、このまま育てて行く事に決めました。
ヒューミリス2
上の2枚の写真をよくみてほしい。
皆さんはお気づきだろうか。このヒューミリスの違和感に。
斜めってる!!
そう、このヒューミリスだけ半端なく傾いている!
なぜならば。
一度このヒューミリスを派手にひっくり返してしまい、外側の葉が何枚か真っ二つに折れてしまいました。
折れた葉を取り除てからしばらくたってやたら傾いている事に気付き(もしや!)と思い、葉の根元を覗いてみると・・・
やっぱり!
小さいあかちゃんヒューミリスがたくさん出てきていました。
ここには映っていませんが、このすぐ横にもあかちゃんヒューミリスが出てきています♪
窮屈そうでかわいそうなんですが、もうちょっとしたらすぐ上の葉を取り除いて、のびのびさせてあげたいと思います。
モンロー
以前は桃美人、マチルダ、モンローの3多肉でアイドルユニットMthree(エムスリー)を結成していたモンロー氏。
堂々センターを飾っていましたね。(笑)
昨年の同じ頃はキュッ&コロンと丸いフォルムに濃い目のピンク色で、とってもかわいい姿を見せてくれていたモンロー。
幼いアイドル顔の多肉から、青白くミステリアスなお姉さん多肉へと変わってしまいました。
でも変化するのはまだまだこれから。もっと大きく、立派な親株に育ってもらいましょう。
今後の多肉達。
ここで紹介した多肉達ですが、もうすぐ一回り大きな鉢に植え替えを行うつもりです。
たくましく、立派な花芽を出してくれるといいな。
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