多肉植物を窓辺で育て一年が過ぎました。
多肉を育てる上で、一番の悩みどころがお水やりの頻度。
お水をやり過ぎれば徒長や根腐れ、又は、真冬なので低温のため根が冷え冷えになってしまい、苗がダメになってしまうかも・・・・。
と、初心者には心配事が尽きません。
夏に比べて、お水やりの頻度は少なめにするのはわかるようになりましたが、
・具体的にどのくらいの間隔を空けてあげればいいのか?
・表面は乾いているように見えても、鉢の中は何日ほどで乾ききるのか。
そんな疑問が常にあったので、その疑問を解決すべく、スケルトンの鉢でお水の乾き具合を観察することにしました。
スケルトンの鉢は、昨年100円ショップで購入した物と、コンビニスイーツの容器の底に穴をあけた物の、2つの容器で観察です。
初日。
容器の底からお水が滴り落ちてくるまでたっぷりとあげて、観察開始です。
土が何日ほどで乾くのかがわかれば、次のお水やりの目安にもなるかと思います。
スイーツ容器
↑容器の底に穴をあけ、お水をたっぷりとあげました。
直径9センチ、高さ4センチほどです。
私はよく、コンビニのスイーツ容器を鉢代わり利用します。
室内なので、場所を取らないよう小さいサイズの容器に入れたいのと、苗が現状維持で大きくならないよう小さめの鉢で育てたいからです。
ホームセンターや100円ショップを回っても、私が理想とするサイズの容器はなかなかありません。
このスイーツ容器は観察用に使用しましたが、いつもは直径5センチ前後の、もっと小さいスーツ容器を使用しています。
ダイエットのためには甘いものは控えなきゃいけない。
そんなことはわかっている。でも。
「私が甘いものを食べたいんじゃない、多肉を植えるためにスイーツの容器が必要なんだ!」
「多肉を植える鉢代わりが必要だから」という大義名分のもと、買い物の際は、ちょうど良い大きさの容器に入ったスイーツを物色しては、買いまくっていました。
100均鉢
四角い鉢は以前に100円ショップで購入したスケルトンの鉢です。
ちょうどネットで買ったリラシナが届いたので植えてみました。
土の乾き具合を観察したくて同じスケルトン鉢を100均に買いに行ったら、もう売っていませんでした。
もう一度置いてほしいなー。
水やり3日目。
スイーツ容器
コンビニスイーツ容器の鉢の土は全然乾いていません。
側面から見ても、中はお水をあげた直後のように湿ったままです。
100均鉢
画像では分かりにくいのですが、コンビニスイーツ容器に比べて100均鉢の土の方が、若干表面の土の色が薄くなっているような気がしました。
水やり6日目。
スイーツ容器
↑表面が若干乾いてきましたが、側面を見るとまだ湿っていて容器の中に水滴がたくさん付いています。
100均鉢
冬はやはり乾きが遅いようで、水やりから6日が経っているにもかかわらず、鉢の中はまだ湿っています。
表面が乾いているからとすぐに水を与えてしまっては、長い期間根が乾かず、根腐れをしてしまうかもしれません。
そして、この辺りからスイーツ容器と100均鉢で乾き具合に大きな差が出てきました。
100均鉢のに比べてスイーツ容器は乾きが遅く、容器の内側にたくさん水滴がついています。
スイーツ容器は液漏れしないよう気密性が高いのでしょうが、同じプラ容器に見えて100均鉢は、ちゃんと通気性が優れていたんだなーと感じました。
なので、今コンビニのスイーツ容器に植えている多肉達は夏が来る前に植木鉢に植え替えする予定です。
今は冬なので問題ありませんが、夏にお水やりをしてこんな状態では、蒸れて、苗がダメになってしまうかもしれません。
水やり7日目。
スイーツ容器
だいぶ乾いてきたものの、表面すらまだ乾ききっていません。
側面から見ると、中はだいぶ湿ったままです。
お水の乾き具合を見るために観察を始めたのですが、意図せず、いつも使用していたスイーツ容器は速乾を必要とする多肉には向いていないという事実が判明する結果となりました。
本来の目的以外では使用しないこと。これが大事ですね。
今日で私の「多肉を植えるための鉢代わりが必要だから」のスイーツ探しは終わりを迎えてしまいました。
とはいえ、お水を欲しがる薄葉系の多肉や保水性のある土が向いている多肉を育成するには、スイーツ容器は向いているかもしれません。(希望の光)
100均鉢
表面は完全に乾ききりましたが、まだ鉢の中は半分から下の方が湿っています。
この間、直射日光を浴びた日は3日間ほどありました。
冬の水やりは、少なくとも軽く1週間以上は間隔を空けてあげるのがいいかもしれません。
コメント