儚げな「いとをかし」多肉の記録~トレビ編

多肉植物はいとをかし トレビ 変化
多肉植物 トレビ

多肉初心者の私はリエールさんのカレンダーセットに入っていた多肉はすべて初めてみる多肉ばかり。それまではモンローや桃美人、パキフィツムなどのムッチリした多肉しか知らなかったため、トレビを見たとき、その葉の薄さにかなり戸惑ってしまった。

2020年11月8日 トレビ

はじめは、「こんな薄っぺラペラな多肉、どうやって育てろと?すぐに枯らしちゃうんじゃないか?」と不安しかありませんでした。もともとぷっくり系が好きだったこともあり、正直なところ、始めはこの多肉に全くあまり興味がありませんでした。

2020年12月27日

↑気付けばなーんか色も微妙で葉もシワシワ。なんだかお爺さんみたいな多肉だなー。など思いながらトレビに対する興味がドンドン薄れていっていた。なんなら、来たばっかりの頃の方がミドリの色がきれいだったなー・・・なんて見るたびちょっと残念に思っていました。

2021年2月13日

↑だんだん、葉に血吹雪のような模様が・・・。知識が無いせいもあり、この血吹雪模様がなんだか不気味で、トレビがだんだん怖くなってきてしまっていた。 が!しかし・・・。

2021年3月30日

↑葉に揺らぎが出てきて見た目に優雅さも現れてきたせいもあり、見れば見るほどだんだんその血吹雪模様も癖になり、トレビがなんだかとても気になりだしてきた頃。この頃はまだ不気味さ半分、葉の揺らぎの優雅さに気づき始め、「あれ?もしかして、めっちゃ好みかも・・・?」という思いが一瞬かすめるも「いぃや!誰がこんな爺さん多肉なんかに心を奪われるか・・・!」と、葛藤をし始める。

2021年4月17日

↑血吹雪のピークが過ぎ全体の色が薄くなってきた頃、もう自分の心に嘘はつけなくなっていた。この頃、一番好きな多肉はトレビだったかもしれない。お爺さんどころか、貴婦人じゃん!!なにこの優雅なフォルムはーーー!!と、見るたびにトレビとの出会いに「ありがとう。ありがとう。(泣)」と感謝をしていた。あれほど興味が無かった多肉だというのに。

2021年5月30日

↑窓辺で半年も過ぎた頃。この頃には血吹雪模様もなくなり、「あー、今思うとあの頃の血吹雪模様はかなりイカしてたわ~」と懐かしみ黄昏るように。そしてギュイーンと花芽が出るも、大事なトレビ様の体力を消耗させたくなかったため、花芽はカットして土にボスっ!!と挿す。あわよくば、花芽から根が出て根付いてくれればいいなーと強く願いながら。でも願いは空しく花芽は枯れてしまった。

2021年6月27日

←花芽をカットしたのに、すぐにまた次の花芽を出してしまうトレビ様。

そのせいか、だいぶ外葉が枯れて小さくなってしまいました。

いとかなし。

2021年12月27日

↑ちょっと小さくなってしまったけれど、こんな美しい多肉になるとは初見では想像もできなかった。 爺さん多肉だなんて言って、ごめんなさい。

四季が変わるごとに目まぐるしく色が変化する多肉植物。トレビ様を見て本当に思う。
多肉植物はいとをかし。

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